2019/09/15 PARASITE DEJABU DAY2を観た
三連休明けの火曜日から早速残業をして、夜中の2時にレポを書いている現実はせめて容姿端麗な嘘であってくれと思う中、三連休の余韻でギリギリ生きのび、なんとかレポを書くことができています(笑)
PARASITE DEJABU
直訳すると[寄生する 既視感]
なるほどね、これは終わったら意味が分かる伏線系のやつね、はいはい分かりましたと思っていたが、結論、意味は分からなかった。でも、意味が分からないほどかっこいいライブを見せてもらったのは確かだ。
正直、オーラルの前のSiMがどちゃくそかっこいいライブをしたから、え、オーラルこれ越えられる?SiM先輩空気読んでもらわないと!今日はオーラルの主催なんですよ?と勝手に親心みたいな気分を催し不安だったが、オーラル が登場し、
「ロックスターのTHE ORAL CIGARTTESです」というやまたくの一言からのMr.ファントムで完全に無駄な心配であったことが自明となった。
そうだ、これはTHE ORAL CIGARATTESのイベントなんだと我に返される。
これまでのかっこいい7組のライブも全部ロックスターのオーラルへの伏線だったのだと。
ただ、そんな彼らは出演アーティストとの全員との思い出を丁寧に語ったあと、今日の出演者のうちの一組でもいなければ今のオーラルはない、そして彼ら全員をロックスターだと言い切った。
もうこの辺りから泣きすぎて、このMCのあとのキラーチューン祭りも逆にキラーチューンでバラード並に泣くという訳のわからない状態になってしまった、、、
やっと正気を取り戻してきたキラーチューン祭り最後の曲「嫌い」のときには白いバックで演奏する彼らをみて、あれ、俺が泣いてまともに直視できてないうちにロックスターのライブから神のライブになった?と思ってしまうほど冷静な感情ではいられなかった(笑)
キラーチューン祭りが終わり、やまたくは
「20歳のときに大きな病気をして、集中治療室にも入って、医者にお母さんもう諦めてくださいとまで言われたけど、なぜか神様に生かしてもらって、そのときに自分の残された余命を自分以外の人の幸せとか大きいことを成し遂げるために使いたいと思った」と語った。
そのMC後、やまたくのアカペラ「世界中の人々が笑えるようにこの歌を歌うよ。ねえ、エイミーいいだろう。」から始まるエイミー。
もうエイミーに関しては、物販で買った汗も染み込まない新品のタオルさえもベチョベチョになるくらい泣いて、直視できなかった、、、
アンコール最後は、邦ロックという看板を掲げて前線で突っ走ってきたONAKAMAのGENと田辺さんを呼び、オーラル にとって思い出深いReIを歌った。
GENがやまたくのキーに合わせて低い声で歌おうとしている普段聞き慣れない声もオーラル のことが大好きでたまらない田辺さんが楽しそうに歌っている姿も全部を目と耳に焼き付けたかった。
ここまで、ファンの人たちの人生に寄り添い、辛いときに助けてくれた彼らが最後の最後にみんなを喜ばせたい(言わずもがなみんな飛び上がって喜んだのだが)とか、みんなが観たいだろうとかいう感情を度外視して、ただ自分たちがしたいから、こいつらとこの大切な曲を俺らが歌いたいから歌うんだという気持ちでこの曲を演ったのかなと勝手に感じた。
歴が長くなったアーティストは、アーティストがやりたいように音楽をやるようになる。そしてそのアーティストの自分勝手な活動からファンは自分勝手に喜びを覚えるようになっていく。
オーラルの第2章は、僕らファンのためにというよりはオーラルがさらに突っ走っていくための音楽をしていくのかもしれない。
でも彼らはどうしたって僕らに寄り添う音楽をしてしまうんだろうと思う。
それは、彼らの芯の部分にはこの日のイベントがみせてくれたように人と人が繋いだものがあるから。
リコリスの前のMCでやまたくはこう語った。
「今死にたいとか、辛いって思っている人に俺.らは頑張れとかかっこつけた言葉は言いません。オーラル はただ寄り添うだけです」
今度は、オーラルに救われた僕らがオーラルに寄り添いながら、オーラルの第2章を目撃していきたいなと思った。
セットリスト
1.Mr.ファントム
2.mist...
4.A-E-U-I
5.リコリス
6.狂乱Hey kids!
7.カンタンナコトfeat.SKY-HI
8.DIP-BAP
9.嫌い
10.エイミー
11.BLACK MEMORY
アンコール
12.容姿端麗な嘘
13.ReI feat.GEN、田辺さん