音楽と本とテラスハウス

好きなものについて、好きに語ります。

2019/10/4 マイヘア サバイブホームランツアー@ZeppSapporoにて

(最後セトリ書いてますのでご注意を!

レポの内容的にはネタバレないかと思いますが自己責任でおなしゃす、、、)

 

 

 

正直、今日の椎木さんは声の調子が悪かった。

 

バンドが遠く離れた北海道までツアーできてくれることそしてそこで最高のライブをしてくれることが当たり前じゃないことを実感したし、だからこそライブが生物だということをリアルに突きつけられた。

 

今日のマイヘアのライブを形容する言葉としてはすごいとか最高とかいう言葉は不適切でむしろ観てしまったとか目撃したとかいう言葉の方が合っている気がする。

 

お金を払っている以上楽しいライブをみたいし、調子の良い姿を観たいのはわかりきったことである。

実際問題、他の職業が風邪とか二日酔いなどでベストなパフォーマンスをできなかった場合、

プロ意識が足りないとか失格だとか言われるだろう。

でもロックバンドはそんな不調を味方につけることができる唯一の職業なのかもしれない。

 

今日のマイヘアは完全にロックバンドの特権と言ってしまってもいいだろうその特権を全身に纏いながらライブをしていたと思う。

 

《女々しいという言葉がずっと悪い意味で使われませんように

女々しいという言葉の中のあたたかさに気づきますように

もっと強くなれますように》

 

女性の強さ・男女平等が謳われ女性の地位が向上してきたこの時代に、あえて女々しさという時代と逆行する単語の美しさを追い求めるMCからのあの曲は、今日の椎木さんの絞り出すような歌唱と相まって、素晴らしかった。

 

《何言ってるかは分からないけど、本気か本気じゃないかは分かるときってあるじゃないですか。この人本気なんだなって。

俺はそういう人でいたい、常にこの人本気だなって思ってもらえるような人でいたい。》

 

全てに本気の椎木さんだから心を打たれる。

どれだけ調子が悪くても、120%をぶつけてきてくれる。

 

最後までステージに残り、端から端までありがとうと頭を下げる椎木さんの姿には心を打たれた。

 

【バンドはメンバーの誰かが調子が悪いときはバンドとして100%を出せればそれでいい、他のメンバーがカバーしてこそバンドだ】みたいなバンドの美しさについて、語られることがあるが、今日のマイヘアに関していえば、不調のはずの椎木さんがバヤさんとやまじゅんのサポートなんていらない、これが俺だ!とカッコ悪いところを全部さらけ出すようなライブだった。

 

丸裸のライブを観て、今日のライブを目撃した人は皆共通の秘密を抱えたような気持ちにさせられたのではないだろうか。

少なくとも今日のライブを最後まで観て、椎木さん声の調子について、不満に思った人はいないだろう、そんなライブだった。

 

↓ここからめちゃめちゃ文書砕きます

 

マイヘアの女性ファンは顔ファンだからとかキャーキャーうるさいとかよく批判されがちだけど、マイヘアのライブ観るたびに思うことがある。

しょうがなくないですか?

ぶっちゃけた話、顔もライブもカッコいいもん俺が女だったら100パーセント椎木ガールズになってる、、、

 

しまいに今日なんてセンター分けの金髪だよ?襟足は黒いんだよ?

そんなんカッコいいに決まってるじゃん?

サバイブホームランツアーだから、龍騎がサバイブになるみたいなもんでしょ?(当然の仮面ライダー

 

端から端まで頭を下げて本当にみんなのおかげありがとうと言う椎木さんを見たときなんて

そんなに謝らなくていいです、むしろ弱ってるイケメンが観れてお腹いっぱいです、、、

ぐらいの気持ちだったのは置いておいて、本当

顔も良くて、心もカッコよくて、マイヘアのファンの女性陣は彼氏とかに求めるハードル爆上がりしちゃいますよね?

男性陣ご愁傷様です、まじで、、、🙎‍♂️

共に頑張ろうな、、、

 

 

もちろん、日曜の帯広も本気の彼らを観せてくれることでしょう。

(バヤさんが帯広はブームが遅れてくるから今タピオカが流行りだした頃じゃない?と少しバカにしていましたが、多分合ってます☺️ そして帯広行くかのように書いてますが、日曜はマイヘアではなくウォーキングデッドシーズン9をもう一度観るので行きません😇)

 

 

セットリスト

 

 

 

 

 

 

 

 

1 君が海

2 青

3 グッバイ・マイマリー

4 虜

5 浮気のとなりで

6 ドラマみたいだ

7 彼氏として

8 観覧車

9 戦争を知らない大人たち

10 化粧

11 真赤

12 アフターアワー

13 愛の毒

14 クリサンセマム

15 ディアウェンディ

16 元彼氏として

17 lighter

18 フロムナウオン

19 ホームタウン

20 芝居

21 いつか結婚しても

22 夏が過ぎてく

23 告白

アンコール

24 惜春

25 エゴイスト

 

2019/09/21 sumika Wonder Bridge@zepp sapporo セットリスト

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注 最後にセトリネタバレあるので見たくない人は退散してください!

 

 

 

細かい感想はまた近日改めて書こう〜

どうしてもセトリ知りたい人に向けて!

でも今回はセトリ見ないでイントロが鳴った瞬間にきゃーってなってほしい、、、

 

 

 

 

 

 

セットリスト

 

 

1 春夏秋冬

2 Lovers

3 カルチャーショッカー

4 Flower

5 ペルソナ・プロムナード

6 いいのに

7 enn

8 Traveling

9 ここから見える景色[イナヅマとの二択]

10 ゴーストライター

11 まいった

12 フィクション

13 ふっかつのじゅもん

14 FUN

15 「伝言歌」

16 イコール

アンコール

16 坂道、白を告げて

17 Summer Vacation

18 彗星

2019/09/20 サバプロ Made In Asia Tour@PENNY LANE24を観た

注 文中と最後セットリストあり!

 

仕事で対バンのノクモンは観れなかったけど、サバプロ はギリギリ間に合った。

サバプロは1月と6月にcube gardenで観て、7月にJOIN ALIVEで観て、今年4回目の北海道でのライブ。

正直仕事終わらない予感しかしなかったけど、全部行ってるから行かねばという謎の義務感パワーで終わらせ、東西線に飛び乗り、琴似へ!(実際PENNY LANEに行くぐらいの用事でしか東西線に乗らない民です(笑))

 

PENNY LANEはまだサバプロが無名のときに、先輩と対バンしたことがあるかなり思い出の深い場所らしく、今日のライブはyoshがかなり気合いが入ってたな〜

(おそらく2014年10月4日のcoldrainのUntil The End TOUR札幌公演)

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そのときは全然無名でサバプロのこと知っている人って聞いても手が全然上がらなかったとMCで自虐気味に話していたけど、その約5年後に自分たちのツアーでパンパンに埋めるサバプロまじでかっこいいよ、、、

 

Yoshはこの日具合が悪かったみたいだけど、それを忘れるくらい?ライブを楽しんでいて、観てるこっちが楽しくないはずがないライブをしてくれた。

 

サバプロのライブはメンバー全員がすごく楽しそうに音楽をやっている姿を観せてくれる。

本当に心の底から音楽が好きなんだろうな〜

 

「47都道府県ツアーを回ってわかったのは日本全国に音楽が好きな人達がたくさんいるっていうこと。他人になんて言われようが、音楽のこと考えてみんなでバカやって、こんなに幸せなことはない。中二病だって言われてもいい、みんなでバカやっていこう」とMCで語るYosh。

 

今の時代、好きなものを好きということでさえ周りの声や目を気にしてしまい、なんとなくはばかれてしまう悲しい時代になっている。

かっこいいものはかっこいいし、好きなんだから好き。そんな自分の気持ちに素直に従うという当たり前のようで難しいことを彼らのライブパフォーマンスは教えてくれる。

 

yoshはIvanと二人で演奏する3amの前のMCで「 Ivanにとっては日本の音楽が外タレの音楽で、すごく不思議に感じるけど、Ivanと話す度に俺は日本人なんだなと実感させられる。でも、俺は日本のロックバンドという看板を背負って、世界で戦いたい。そして、いつかは世界の人達のBGMになりたい」とこの日本の北端の地で宣言してくれた。

 

以前から、みんなの人生のBGMになれるような音楽を作っていきたいと語ってくれた彼ら。

今回のツアータイトル Made In Asiaからも分かるように彼らは正真正銘日本のロックバンドなのだ。

 

ツアーのたびにキャパが大きくなり、12月には遂に新木場で追加公演を行うことが決定したサバプロ  。

キャパがどれだけ大きくなろうと、僕から観たこの日のサバプロは1月と6月にcube gardenで観たサバプロよりも、7月に岩見沢で観たサバプロよりもカッコよかった。

 

次のステージに行くとすれば、zeppになるだろう。

zeppも2018年のNO MATTER LIVEでcoldrainとかSiMとか最高にかっこいい先輩たちと対バンしてるから絶対エモいライブをしてくれるだろうな〜と考えて、帰り道ニヤニヤしながら普段乗ることがない東西線に乗りこんだ。

 

まずは、来年2020年1月10日11日NO MATER LIVE2020でサバプロを観れますように!

そして、そろそろアルバム発表待ってます👍

 

 

 

 

 

セットリスト

1 MUKANJYO

2 Fool's gold

3 HI|LO

4 found & lost

5 Right and Left

6 The Happy Song

7 When I

8 Conscious

9 3am

10 []

11 UPLIFTED

12 Spectrum

13 TRANSlated

14 Network system

アンコール

15 Follow

2019/09/15 PARASITE DEJABU DAY2を観た

三連休明けの火曜日から早速残業をして、夜中の2時にレポを書いている現実はせめて容姿端麗な嘘であってくれと思う中、三連休の余韻でギリギリ生きのび、なんとかレポを書くことができています(笑)

 

PARASITE DEJABU

直訳すると[寄生する 既視感] 

なるほどね、これは終わったら意味が分かる伏線系のやつね、はいはい分かりましたと思っていたが、結論、意味は分からなかった。でも、意味が分からないほどかっこいいライブを見せてもらったのは確かだ。

 

正直、オーラルの前のSiMがどちゃくそかっこいいライブをしたから、え、オーラルこれ越えられる?SiM先輩空気読んでもらわないと!今日はオーラルの主催なんですよ?と勝手に親心みたいな気分を催し不安だったが、オーラル が登場し、

「ロックスターのTHE ORAL CIGARTTESです」というやまたくの一言からのMr.ファントムで完全に無駄な心配であったことが自明となった。

そうだ、これはTHE ORAL CIGARATTESのイベントなんだと我に返される。

これまでのかっこいい7組のライブも全部ロックスターのオーラルへの伏線だったのだと。

 

ただ、そんな彼らは出演アーティストとの全員との思い出を丁寧に語ったあと、今日の出演者のうちの一組でもいなければ今のオーラルはない、そして彼ら全員をロックスターだと言い切った。

 

もうこの辺りから泣きすぎて、このMCのあとのキラーチューン祭りも逆にキラーチューンでバラード並に泣くという訳のわからない状態になってしまった、、、

 

やっと正気を取り戻してきたキラーチューン祭り最後の曲「嫌い」のときには白いバックで演奏する彼らをみて、あれ、俺が泣いてまともに直視できてないうちにロックスターのライブから神のライブになった?と思ってしまうほど冷静な感情ではいられなかった(笑)

 

キラーチューン祭りが終わり、やまたくは

「20歳のときに大きな病気をして、集中治療室にも入って、医者にお母さんもう諦めてくださいとまで言われたけど、なぜか神様に生かしてもらって、そのときに自分の残された余命を自分以外の人の幸せとか大きいことを成し遂げるために使いたいと思った」と語った。

そのMC後、やまたくのアカペラ「世界中の人々が笑えるようにこの歌を歌うよ。ねえ、エイミーいいだろう。」から始まるエイミー。

 

もうエイミーに関しては、物販で買った汗も染み込まない新品のタオルさえもベチョベチョになるくらい泣いて、直視できなかった、、、

 

アンコール最後は、邦ロックという看板を掲げて前線で突っ走ってきたONAKAMAのGENと田辺さんを呼び、オーラル にとって思い出深いReIを歌った。

GENがやまたくのキーに合わせて低い声で歌おうとしている普段聞き慣れない声もオーラル のことが大好きでたまらない田辺さんが楽しそうに歌っている姿も全部を目と耳に焼き付けたかった。

 

ここまで、ファンの人たちの人生に寄り添い、辛いときに助けてくれた彼らが最後の最後にみんなを喜ばせたい(言わずもがなみんな飛び上がって喜んだのだが)とか、みんなが観たいだろうとかいう感情を度外視して、ただ自分たちがしたいから、こいつらとこの大切な曲を俺らが歌いたいから歌うんだという気持ちでこの曲を演ったのかなと勝手に感じた。

 

歴が長くなったアーティストは、アーティストがやりたいように音楽をやるようになる。そしてそのアーティストの自分勝手な活動からファンは自分勝手に喜びを覚えるようになっていく。

 

オーラルの第2章は、僕らファンのためにというよりはオーラルがさらに突っ走っていくための音楽をしていくのかもしれない。

でも彼らはどうしたって僕らに寄り添う音楽をしてしまうんだろうと思う。

それは、彼らの芯の部分にはこの日のイベントがみせてくれたように人と人が繋いだものがあるから。

 

リコリスの前のMCでやまたくはこう語った。

「今死にたいとか、辛いって思っている人に俺.らは頑張れとかかっこつけた言葉は言いません。オーラル はただ寄り添うだけです」

 

今度は、オーラルに救われた僕らがオーラルに寄り添いながら、オーラルの第2章を目撃していきたいなと思った。

 

 

セットリスト

1.Mr.ファントム

2.mist...

3.起死回生STORY

4.A-E-U-I

5.リコリス

6.狂乱Hey kids!

7.カンタンナコトfeat.SKY-HI

8.DIP-BAP

9.嫌い

10.エイミー

11.BLACK MEMORY

アンコール

12.容姿端麗な嘘

13.ReI feat.GEN、田辺さん

 

2019/9/7 MY FIRST STORY TOUR2019 at Zepp Sapporoを観た

(最後にセトリネタバレあり!)

 

個人的にマイファスのライブに行くのは武道館ぶり。

昨年の同時期の札幌公演に行く予定であったが、北海道の地震で延期になってしまい、今年の2月の振替公演は予定が合わず行けなくなってしまったので、この日の公演をとても楽しみにしていた。 

 

ただ、残念ながら今回の公演はSOLDOUTせず、Zepp1階席の後ろには黒幕がかけてあった。

 

彼らはスタイルや曲、発言について色々と賛否両論を産んでしまうバンドだが、カッコいいというのが正義だという普遍的事実をぶつけてくるバンドだと思う。

バクマンの佐々木編集長のセリフ

「漫画は面白ければいいんだ。面白いものは連載される当たり前だ。」という言葉が僕はすごく心に残っていて、バンドに置き換えるのであれば、バンドはカッコ良ければいい。これに尽きる。

ジャンルがどうであろうが、曲がどうであろうがライブハウスに向かう僕たちはカッコ悪い日常からかけ離れた非日常のカッコ良いバンドを観たいのだ。

 

語弊を恐れずに書くと、彼らはすごくカッコをつける。Hiroが花-0714-の間奏で思い切りカッコつけると曲前のMCで宣言し、宣言通り?GLAYのTERUの手を広げる仕草をし、カッコつけて、曲の入りに遅れてしまうというアクシデントでさえもすごく絵になるなと思った。

 

最後のWith Youの曲中MCでHiroが放った「世界を変えられるとか音楽で世界を救えるとかそんな大層なことは思っていない。俺らに何ができるかは分からないけど、お前らがいてくれるなら地獄でもいいと思っている。こんな僕たちですがこれからもよろしくお願いします。」という言葉。

文字に起こすとすごくクサい言葉だが、約2時間カッコいい彼らの音楽を魅せられた最後にこの言葉を聞かされると、心にナイフのように刺さる。

 

本ツアーで、今年の11月には神戸と埼玉でアリーナ公演が控える彼ら。

目標とする東京ドーム2021年まであと2年。

ライブハウスよりデカイ箱が似合ってしまう彼らにはもっとデカイ会場でカッコつけている姿を観たいので、どんどんデカイ箱に突っ走っていってほしい。

 

いやらしい話かもしれないが、東京ドームへの集客に向けて、限られた時間の中で、地方のファン増加に向けてしっかりと地方も含めツアーやフェスを回るのか、それとも効率的に、主要都市のライブやテレビ出演で集客を図るのか、彼らがどのような東京ドームまでの道程を描いているのかは分からないし、正解もあるわけではない。

言ってしまえば、集客できた事実が正解を創造する。

そんな中で、個人的意見にはなるが、是非来年の22回目のライジングで、彼らの最高にカッコつけた音楽と思い切りクサいMCが聴きたいと思った。

 

セトリ

 

 

 

 

 

 

1 無告

2 Missing You

3 ブラック・スワン

4 終焉レクイエム

5 Black Rail

6 君のいない夜を越えて

7 CHiLD-error-

8 mine

9 花-0714-Re:arrange

楽器隊セッション

10 ALONE

11 LET IT DIE

12 この世界で一番の幸せ者にすることなどできないかもしれないけど…

13 ACCIDENT

14 MONSTER

15 KING&ASHLEY

16 不可逆リプレイス

17 モノクロエフェクター

18 REVIVER

19 With You